決意の朝
以前は一人より二人がいい。
そう思っていましたが。
やっぱり無理かもしれません。
毎日のようにケンカを繰り返して。
そのたびに反省し、再構築しよう。
その繰り返しにも疲れました。
里親も更新時研修を受講して。
再登録したかったのですが、「ご主人いま無職だと、2年間その履歴がのこりますよ?せめて就職して1か月ぐらいしてから登録したほうが紹介しやすいです」
そういわれて暗に断られてしまいました。
その時は「働くよ」と言われましたが、そのあともずっと家にこもりっきり。。
「働くより給付金のほうが高いから。」
そういって働こうとしません。
この間姉と久しぶりにあってきました。
立川で会ったのですがクリスマスツリー、めちゃくちゃきれいでした。
帰った早々、
「なにがあったの?なに話したの?」
聞かれました。
これ、本当に心配してるんじゃないんです。
自分のこと、なんか言われてないか気にしてるんです。
私もそのとき姉にアドバイスをもらったことを伝えました。
・里親について悩んでるが、里親だけでなく自分の趣味を広げては。
・自分は自分で充実させることがひいては家庭の平和につながるのでは。
・あなたはないものねだり。あるものに目を向けよう。
至極もっともな内容ではありました。
そのあと時事内容の話とかいろいろしてたんですが、里親について
「お姉さんの言う通り、里親はくじみたいなものだから。くるかどうかわからないし。それまで趣味とか自分を充実させたほうがいいんでは?」と元旦那にもいわれたんです。
姉に言われるのならわかります。
でも当事者であるあなたにいわれたくない。
あなたのせいで現状私はやりたかった里親の登録すらできない。
ご飯の時だけであとは引きこもっているあなたといる状態。
この状態が充実してると思ってる?
どれだけさびしく、わびしいものかわかってる?
さらにそのあと私が親を看取るとき、結婚してしまい一緒にすんでやらなかった罪悪感もあったと伝えたところ、
「俺が毎日送り迎えしたのは●●(私の名前)の罪悪感のためなの?そんなことのために俺は犠牲になったんだ」
といわれました。
頭が真っ白になりました。
その前にあなたは働けないとのことで引きこもり、大森の狭いマンションでうなってましたよね。
こんなサラリーマンがいるところは嫌だと涙をこぼされて、空き家とはいえ私は自分の家族の資産である住処を
提供したんですよ。
光熱費も水道代もこちらがだしてました。
そこにずっと住んでいて、いよいよ父が終末期になって施設が近い実家に私ものりこんで。
そこで私が父の施設に毎日通ったときに元旦那が送り迎えしたことをいってるのですが。
普通相手の家を自分のために提供してもらってることを感謝し、お役に立ててうれしい、じゃないですか?
自分が犠牲になったって何?
働いてて、その時間をさいて送り迎えしてくれた。ならわかりますよ?
働きもせずずっとエアコンのきいた私の家族の家でのんびりしてて、20分ほどの距離を送り迎えしたぐらいでそんな恩着せがましいことをいわれるんですか?
最期に家に帰した時も、体位変換すらいやがってましたよね。
看護師さんきたらやろう(最後は吸引がどうしてもできずに看護師さんをたのみました)とかいって。
もう、無理と思いました。
そう伝えたら案の定向こうもケンカ腰で「そんなら俺にお金を払ってここをお前が買い取ればいい。その金で俺はでていく。物件探す」とのことでした。
それで案の定部屋に引きこもり、出てこない。
人が通るとドアを閉められる。
そのあと私は風邪をひいてしまったのですが、咳をきいてもなにもしても引きこもりきり。
出てくるのは自分のご飯の時だけ。
あたたかい家庭がほしかった。
里子ちゃんといっしょに、「ああ、家庭ってこんなにあったかくていいものだな」
そう感じたかっただけなのに。
本人は1人で引きこもってるのが快適みたいです。
一人で、ご飯の時だけいればいい。
ご飯を作ってもらえればそれでいい。
もう無理だと思いました。
たぶん本人は今の状態が快適。
でももう私は無理。
里子をあきらめられず、いろいろなことに目をつぶって、我慢して。
ここまで来ましたが、もう一人のほうがまし。
そう思いました。
とりあえず本人の言う通りここを買い取る予定です。
物件の半額ですからかなりの負債を私が背負い込むことになりますが、今の生活よりは全然まし。
そう思って進んでいこうと思います。